2021.08.18 Wednesday 18:10 | posted by maru

機関紙『wa』の取材がありました！

先日、多賀のアトリエにて、
福岡市文化芸術振興財団さんが発刊している機関紙『wa』の取材がありました。
その時の様子を少しお伝えしたいと思います！

まず、多賀のアトリエのスタッフ武田より
メンバーの特徴や日々の創作の様子、先日開催されたTシャツ展のお話などをさせていただきました。


そして多賀メンバーのかつての作品も見ていただきました。
取材にいらっしゃったお二人とも興味深そうに作品に見ておられました。
普段は野間のアトリエにいる私も、
多賀メンバーの作品はなかなか目にする機会がないので、つい見入ってしまいました…


その後、この日通所していたメンバーそれぞれの席を順番に回りました。

まずは石井悠輝雄さん。
財団の方からは「Tシャツ展で石井さんのポストカードを買いました！」と嬉しいお言葉。



そしてお二人の関心を引いたのが、こちらの割り箸アート。
近くで写真を撮れず、鮮明ではなくて恐縮ですが…
割り箸の先端がコーラや犬になっています！とても繊細で面白い作品たちです。



次は山下さおりさん。
ベランダのコンクリートブロックを黄色に塗っている最中で、
「何をしているんですか？（笑）」から会話が始まりました。



手芸も得意ということで、手作りのぬいぐるみも披露。
（スタッフ武田がモデルという）名前がなかった犬のぬいぐるみに
「フワちゃん」という名前をいただきました！



そして太田宏介さん。
「ゴリラの親子を描いてます！」と元気な声。
創作の特徴や画材、依頼のあった仕事の内容などをお話ししました。
取材に来られた方からは「できあがっていく過程もおもしろいですね」とのお言葉。



続いて松永大樹さん。
挑戦してみようと思ったというインドの神様を描き始めていたところでした。
過去の作品も、モチーフとした写真と一緒に振り返って、
細かい観察力、独特な解釈と再現力を窺うことができました。



次は仁井将貴さん。
「何の絵を描いているんですか？」と聞かれ、携帯でモチーフにしている写真を見せたところ、
「あれ、これ描き忘れてませんか？」と指摘され、「あっ…」と仁井さん。
最初は恥ずかしそうにしていましたが、最終的には楽しそうにたくさん話をしていました。




そして山田恵子さん。
今回の取材の記事が掲載される機関紙『wa』の表紙には山田さんの絵が使われるそうです！
ご本人はそれを聞いてとても嬉しそうにされていました。



実際に創作の様子も見ていただきました。
そしてネイルも作品と同じくらい素敵…これはご自分でされたそうです！



こちらは野田雅子さん。
以前作ったというフクロウの置き物のために座布団を作成中でした。



そして取材の方も興味津々であった「のだるま」。
野田さんは「このばかばかしさ、くだらなさがいいんですよ〜」と笑っていました。



こちらは大峯直幸さん。
黙々と作業を続けていらっしゃいました。



雰囲気の異なる過去の作品も少し見ていただきました。
近くには大小さまざまな立体作品もあり、作風の幅広さを感じました。



最後は柳田烈伸さん。人物画を描いている最中でした。
かつての作品をお見せしたり、使っている画材の説明をしたり…
「人物画が多いんですか？」と質問された際には、
携帯に保存してあった風景画をお見せしていました。


スタッフ武田によれば、大峯さんと柳田さんはかつてはライバル意識が強かったものの、
最近は仲がよく、たまにここで２人で寝ていることもあるなんてエピソードも！
私にとっても初めての多賀のアトリエ訪問でしたが、なかなか面白い場所でした…！


詳しい取材内容は、次回発行される機関紙『wa』をご覧ください！
福岡市内の公共施設、全国のアート関連施設で配布され、
福岡市文化芸術振興財団さんのホームページからもご覧いただけます。
次号は9月発行予定のようです。

いつもお世話になっている福岡市文化芸術振興財団さん、
どうもありがとうございました！！

「まる」の“ゆるり”な毎日