2015.05.16 Saturday 18:57 | posted by maru

2014年度日本財団福祉車両助成事業により新しい送迎車が配備されました！

この度、2014年度日本財団福祉車両助成事業により新しい送迎車が配備されました！




工房まるの活動には欠かせない支援内容として「送迎」があります。送迎利用が多い工房まるにとっては送迎がないと「通所を保証する」ことができません。また車いすメンバーが多いため、メンバーとスタッフ双方に負担をなるべくかけない送迎を行うためには「リフト車」がとても重要なんです。

工房まるでは現在上山門のアトリエも含めて7コースの送迎を8台の送迎車で毎日行っています。1台は予備車です。8台の送迎車の内、5台がリフト車です。また8台の送迎車の内4台が車齢15年以上、20万キロ超えの車両でした。安定した送迎運行を維持するためには新しい車両が必要と考え助成申請したのでした。

日本財団福祉車両助成事業での送迎車の配備は2011年度以来となります。3年ぶりで大きく変わったのは車両です。以前ラインナップにあった車両は車椅子のまま乗車ができるのは2名まででした。今回の助成事業では車椅子のままで乗車ができる人数がなんと倍の4名になったのです。これは私たちの業界の中では革命的出来事です！また車体の大きさの割には運転しやすく乗り心地がとてもイイ！技術の発達と創意工夫、この進歩はすごいな〜と思いました。工房まるには90年代後半のリフト車も所有しているので、ある意味リフト車の歴史を見ることができますよ。ご興味ある方はぜひどうぞ！

6号車配備の時に書かせてもらったことと同じ内容になりますが、工房まるで活動している時間は一日のうちのわずか5時間30分程度です。しかしこの5時間30分の時間を多くのメンバーが楽しみにし、そして生活リズムの柱として心と体の健康につながり、社会へとつながっています。そして工房まるの活動を通じて、多くの人々がメンバーと出会い、作品と出会い、つながり合い、交じりあい、新たな価値創造につながっています。

そんな私たちの日常や夢や希望を支える車です。大切に走らせていきたいと思っています。この度のご助成いただきましたこと心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました！


リフトもシンプルで使いやすいですね〜。さぁいくよ〜。ちょっとガタンとしますよ。


よっこらしょ！


リフト上げまーす。


ウィィィィ〜〜〜〜ン・・・・


ウィィィィ〜〜〜〜ン・・・・


これは後日撮った人々。中はひろびろ〜こんな感じです。前列に横並びで入れることができ、最後列のメンバーとの間にもう一人入ることができます。合計4名！さすがに4名入ると窮屈ですが、画期的だ〜。

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