2004.11.20 Saturday 16:00 | posted by maru
私たちが活動していく中で「福祉」や「障害」「自立」といった言葉がよく使われます。でもその言葉の意味を実際耳にしたことって少なくありませんか?
新聞などに書かれていることやテレビから流れてくる映像では、「なんとなく」といった感じのイメージに過ぎないため、それぞれ一人ひとり違っていたりするのではないでしょうか。
私たちは、maruとして今までの経験や実感に基づいてその意味を捉え直し、スタッフをはじめさまざまな人たちと共有し、活動を続けています。
●福祉
・人として誰もが追い求める本質的な「豊かさ」を創造すること
●障害
・障害は人や社会との「あいだ」で生まれるもので、その人が社会や人とコミュニケーションを行う際、困難にさせて
いる感情的、物理的な要素。
・互いにそれぞれの個性や表現の違いを知り、認め合えば存在せず、突き詰めると「個対個」のあいだに生じるもので
あり、その関係の中でしか解決しない。
●自立
・人や社会との関わりの中で見えなかった「その人らしさ」が見えてきたり、現れてくること。
・人や社会との関わりがないと「自立」はあり得ない。
・「自立」のあり方はひとつだけではない。
●仕事
・広い社会に刻むひとり一人の足跡。
・人や地域とのコミュニケーションを通した、社会(コミュニティ)におけるその人自身の役割。
●創作活動
・心の循環を促す活動
・活動の中での経験、例えば「挑戦する、楽しむ、向き合う、悩む、苦しむ、葛藤する、目標を持つ、やり遂げる、
喜びを得る・・・」。これらの経験は、生きる力を生み出す。
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