2013.05.11 Saturday

柳田烈伸個展
「向かう人」
日時2013.5.24(金)〜6.2(日)13:00-19:00
会場:あしたの箱(大阪市西成区岸里東1-6-7)
※最終日17時まで・5/27は休廊
※6/2.14:00より、柳田によるギャラリートーク&クロージングパーティ
なぜ柳田の人物画に惹かれるのだろう。
初めて出会ったとき、その場に立ち尽くしていた。
観るものを捉えて離さない目。
妥協のない線と色。余白には、その人の生きた時間と
空間が描かれているようだった。
私は勝手に物語を紡ぎ楽しんでいた。
以来、柳田のファンになった。
作家としての柳田に会ったのは昨年秋のこと。
一本の線が、想像を超えるエネルギーで引かれていることを知った。
私を惹きつけてやまない目は、彼の目そのものだった。
憤り悲しみ憐みが重なり合った優しい目をしていた。
彼の絵の中に魂の記憶が呼びさまされるのは私だけだろうか。
アトリエコーナス主宰 白岩高子
柳田烈伸、久しぶりの個展となります
今回のきっかけは、昨年夏の"Libidom展 鹿児島"でした。

柳田が出展していた"ホワイトギャラリー"で開かれたレセプションに、
あしたの箱のオーナー熊谷さんと
アトリエコーナス代表の白岩さんが一緒に訪れてくれて、作品だけでなく直接お互いが出会う機会がありました。
以前より「ファン」を自認されていた白岩さんから、嬉しい言葉や質問をたくさんかけていただき、それまで、この日のために新調したアロハシャツが、実は若干空回りしてるんじゃないか・・・と気になってきて微妙なテンションだった彼も、一気にいつもの饒舌ぶりを発揮。
熊谷さんも、作品と本人にとても興味を持たれて、後日、わざわざ旅行の日程を変更して、制作の様子を見るために、maruにも寄って下さいました。

(談笑する3人)
*
大阪は柳田の地元でもあり、彼にとっては思い入れのある地です。
鹿児島での思いがけない出会いによって、大阪で個展を開く機会に恵まれたことを、誰より喜んでいるハズです。白岩さんからは、個展に寄せて、本当にステキな言葉をいただき感謝しています。
ありがとうございました。
100cm幅の新作数点を含む、約15点の展示になるかと思います。
24日(金)からスタートとなります。
関西近郊にお住まいの皆さま、お知り合いの方お誘い合わせのうえ、
ぜひ会場にてご覧下さい。どうぞよろしくお願いいたします。
..「向かう人」のタイトルについては、
..本人のコメントをあわせて後日、またあらためてアップします。
工房まる