2012.02.23 Thursday

「Life Map -note-」ギャラリートーク/クロストーク開催

LifeMap2012

4日より博多リバレイン地下2階にあるギャラリーアートリエで開催中の「Life Map -note-」の企画イベント「ギャラリートーク」を25日(土)に開催いたします。
また、3月2日にはあじびホールにて、昨年3月の東日本大震災から、幾度も東北へ足を運んでいる方々を招き、被災地でのそれぞれの関わり方から、「人」や「場所」の役割についてなどを語り合う「クロストーク」も開催します
詳しくは続きをどうぞ。




Life Map -note-
ギャラリートーク
 日 時:2012年2月25日(土) 14:00〜15:30
 会 場:ギャラリー アートリエ
 参加費:無料
 話し手:柳田烈伸、久門裕子、泉山朗土
 聞き手:津田三朗、樋口龍二
 今回の出展作家に出演いただき、宮城での作品制作エピソードや
 現地での出会い/体験から作品制作への思いなどをお話しします。

作家プロフィール
柳田 烈伸(やなぎた たけのぶ)
Yanagita







1980年大阪市生まれ。福岡県在住。
幼少のころから絵を描くことが好きだったことから小学生の時に本格的に絵画を習いデッサン力を身につける。1999年より「工房まる」(福岡市南区)に所属。2005年に福岡県立美術館で開催された「工房まる」の作品展には絵画作品ではなく自らの意志でCG作品を出展。その後、絵画作品にも独自のスタイルが組み込まれ、2008年には、荒井良二氏・MAYA MAXX氏とのライブセッションに参加し、絵を描くことを本来の営みとして考えるようになる。さまざまな画材や技法を試しながら、水彩色鉛筆という現在のスタイルに辿り着き、2009年、初個展「ヒトノカタチ」を開催。絵を描くことに不便ともいわれる不随運動のある手で描いた線を軟らかく表現するのが彼の作品の特徴でもある。


久門 裕子(ひさかど ゆうこ)
Hisakado







1983年福岡市生まれ。福岡県在住。
筑陽学園高等学校デザイン科卒業。東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻卒業。
2005年『ふれる彫刻展』、2006年グループ展『to:l ∞ chica』に参加。
2011年『ギャラリーアートリエの公募展-PRESENT-』に入選し、個展『7ヶ月間の記録〜ここに存在したことを留めておきたい』を開催。
現在、ドローイングと立体作品を中心に活動を行っている。


泉山 朗土(いずみやま ろうど)
Izumiyama







recomemo workshop & studio代表
1974年東京生まれ。武蔵野美術大学卒後、現代美術作家、柳幸典に師事。
2004年映像制作を主体としたrecomemo workshop &studio設立。これまで日比野克彦、藤浩志、中ハシ克シゲ、小沢剛などの制作ドキュメントを制作。アートプロジェクトの企画や記録のほか企業プロモーション制作などを行っている。
2008年よりSusan Norrieの映像作品撮影監督をつとめ、これまで"SHOT", "TRANSIT 2011"がEdinburgh International Festival 2009/ 横浜トリエンナーレ 2011に出展。





クロストーク
 日 時:2012年3月2日(金) 19:00〜21:00(受付は18:30より)
 会 場:あじびホール(福岡市アジア美術館 8F)
 定 員:100人
 参加費:無料
 パネラー:古賀 知夫(社会福祉法福岡ひかり福祉会 かしはらホーム 施設長)
      田北 雅裕(九州大学大学院 人間環境学研究院 講師)
      泉山 朗土(recomemo workshop & studio代表)

もうすぐ1年。
それぞれの人たちが様々な関わり方で、3.11と対峙してきた。
それは決して、被災した人たちや被災地を訪れた人たちだけではないだろう。
全ての人たちが、3.11を思考し、時に葛藤しながら
それぞれの「地図」を描いてきたと言えるのではないだろうか。

今回は、各々のスタンスから活動を続けているゲスト3名を迎え、
3.11以降、ぼくらが過ごしてきた時間や空間、
そして共に過ごしてきた人たちの表情を、共有したいと思う。

そして一緒に、「未来の地図」を思考したい。
被災地から遠く九州に住まうぼくらが描いた地図は、
被災-支援といった一面的なものではなく、
もっと起伏に富んだ、リアルな、力強いものであると信じたい。



パネラープロフィール
古賀 知夫(こが ともお)
社会福祉法福岡ひかり福祉会 かしはらホーム 施設長
Koga







1953年佐賀生まれ。福岡市在住。
福祉関係の学校を卒業後、1986年から小規模作業所「ひかり共同作業所」に就職。その後、障害のある人の働く場づくりや暮らしの場づくりに関わりながら、全国の作業所関係者と手をつないだ作業所運動を続ける。昨年4月より、東日本大震災被災地支援活動の拠点のひとつである「JDF被災地障害者支援センターふくしま」に関わりながら、現在も活動を続けている。


田北 雅裕(たきた まさひろ)
九州大学大学院 人間環境学研究院 講師
Takita







1975年熊本市生まれ。
2000年、学生の傍らデザイン活動triviaを開始。以降「まちづくり」という切り口から様々なプロジェクトに携わる。04年に熊本県杖立温泉街に移住。まちづくり機関「杖立ラボ」を設立し、地域ブランディング事業等に取り組む。09年4月より九州大学専任講師。震災以降、福島に関わる人たちの声を集めるサイト「PRAY+LIFE」を、いわき市在住デザイナーと共に立ち上げたり、被災時の小中学校の様子や社会的養護が必要な子どもたちの現状を調査している。


泉山 朗土(いずみやま ろうど)
recomemo workshop & studio代表
Izumiyama







1974年東京生まれ。
武蔵野美術大学卒後、現代美術作家、柳幸典に師事。2004年映像制作を主体としたrecomemo workshop & studio.設立。これまでアートドキュメントや映像作品の撮影を多く手がける。オーストラリア在住の現代美術作家Susan Norrieの撮影監督としてYOKOHAMA TRIENNALE、2011に出展の"TRANSIT 2011"で昨年4月に被災地を訪れた。現在、元ダムタイプの小山田徹氏を中心とした個人の関係性での対話を生み出すプロジェクトのメンバーとして、月一回宮城県女川町を訪れる。

コミュニケーション創造事業

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